'14.12.25 「ヴィジョン1-良い人も悪い人もいない」
ある日、ヴィジョンを見た。
二年ほど前の大晦日に見たヴィジョンだ。
そのヴィジョンはまるで大掛かりな舞台劇場を見ているような感覚だった。
そのヴィジョンの中での私は別の人生を生きている。
私が生まれたときから、幼稚園、小学生、中学生、高校生、大学生、社会人となり、結婚して子供が生まれ、そして老いて死んでいく、私の人生のドラマの舞台を、上の段の席から淡々と見ているのだ。
節目節目に、現れる意地悪な人、助けてくれる人、ドラマチックな展開の状況を客席にいる私はワクワクしながら見ている私を見ている、「わたし」もいた。
舞台劇場の私の人生が終わり、幕が閉じたとき、場面は一転した。
そこは天上の世界。
この舞台に登場し、私の人生にかかわった人物すべて集まり談笑しているのだ。
「あの時、あなたが私に意地悪なきついことを言ってくれたから、あの人生の私はがんばれたのよ」
「そうでしょ。あのタイミングは絶妙だっと私も自慢できるの」
「でも、あの言い方はちょっと言いすぎじゃない?」
「いやいや!あれぐらいじゃないとあなたきっと、何も変えることなく生きてたわよ」
「そうよね!」(笑)
また、別な人に・・・。
「それから、あなたがいつも側にいて勇気ずけられていた。あなたの役割も素敵だったわね」
「今回は私、いい人の役だったから楽だったわ。でも、この人は嫌われ役を演じていたから、大変だったでしょ?」
「楽しかったわ。だって、一番いい役をもらったんだもの。はりきっちゃたわよ!」
「ほんと、すごかったわよ。いじわるさが!」
と、みんなで大笑いしているのだ。
この会話を見て聞いていた「わたし」は驚いた。
嫌われ役をした人物へ、みんなは大絶賛し尊敬の念を語っているのだ。
たしかに、その人がキツイ事を言ったり、意地悪をしなければ、私の人生ドラマはつまらないものになっていただろう。
では、なに?
私たちは生きている人生で悩みや苦労、その他いろいろな出来事が起きるのは、ドラマを面白くするため?
意地悪な人や、嫌いな人がいるのも、ドラマを面白くするため?
良い人と悪い人が世の中にいるといのも、全て面白い人生劇場のドラマを面白くするため?
たしかに、舞台が終わり、登場人物がわきあいあいと話している場面をみる限りそう思える。
ヴィジョンが終わり、われに返った「わたし」は、今見たヴィジョンのことを考えた。
私たちは日常で、他人を批判したり、物事を批判したり、愚痴をこぼしたり、悪口を言ったりしているが、真実はこうだったのだ。
それは、魂レベルでは皆おなじ。
この人生でただ、与えられた役を演じているだけなのだ。
良い人も悪い人もいない!
魂である私たちは、ひとつ(一つ)であり、ひとつ(全て)だと言うこと!
楽しいビジョンだった!
愛と感謝をこめて。。。。Love & Thanks For You
ありがとうございます←
― ある ―
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